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現実が生み出されるしくみ:凹凸の法則

「内側が変われば、外側が変わる」

これはもう、変わらぬ真理です。



私たちの住む物質界の構造は、自分の内側と外側がセットになっています。

このことを以前、【凹凸の関係】でお伝えしました。




【凹のエネルギー】と、【凸のエネルギー】は、引き寄せ合う性質でできています。


このエネルギーは、ペアで生まれ、お互いに外の片割れを探して求め合います。一つの「□(四角)=完全な状態」になろうとする、合体しようとする性質があるのです。

たとえば、自分の中に「低い自己価値観と被害者意識」という【凹エネルギー】の片割れを持っていれば、
「相手を見下す感情と攻撃的意識または苛立ち、怒り等」の感情を持つ【凸エネルギー】の相手を引き寄せます。

そして二人は、お互いに相手や自己の感情に問題を感じながらも、【凹凸の引き寄せ合う引力】に抗うことができず、ドラマを演じ続けてしまうのです。


そこには、次の三つの真実があります。


・「凹(おう)と凸(とつ)」は、【両方セットで】、かならず自分の中にある。

つまり、傷つけられる人は、傷つける要素も同時に持っているのです。虐待が親子間で受け継がれ、ループするのも同じ理由です。依存する人は、同時に支配的でもあります。自分が『共依存の凹凸セット』を持っていれば、同じくそれに合致する『共依存の凹凸セット』を持つ相手を引き寄せます。

凹凸のセットは、かならず【内側と外側で】同時に発生しています。

相手とあなたは【セット】なのです。


・相手は、あなたの中の凹凸の存在を知らせる【鏡】である。

鏡がなければ、自分を知ることができません。
鏡に、良いも悪いもありません。ただ、あなたの内側の凹凸を映し出しているだけです。

「その相手さえいなくなればいい」と思っても、あなたの中に【それ】がある限り、永遠に相手の中に凹凸の片割れを見続けることになるか、また別の人を引き寄せて同じドラマを再現するだけです。凹凸の量子エネルギーは、コインの表と裏のように、セットでしか存在し得ないのです。あなたの中に何かの片割れが生まれれば、あなたはどうあろうとも、そのもうひとつの片割れを見つけ出します。二元性の世界では、その法則から逃れることはできません。



・すべて、あなたが生み出している【幻】である。

【事実】に見えることもみな、【幻】です。あなたの中に何かの凹凸セットのバイブレーションが生まれたとき、外側にその片割れを同時に【生み出し】ます。あなたが、生み出しています。

あなたが生み出すのをやめれば、その【幻】は消えて無くなります。

ひとつの凹凸エネルギーのペアがあなたからなくなると、相手の中のあなたと合致する凹凸エネルギーも消滅します。すると、相手が変わったように見えたり、凹凸の引力が無くなって同じタイプの人とは出会わなくなったり、状況が変わったりします。



この凹凸ドラマを演じるのをやめるには、自分の中の【両方の凹凸】の存在に気づき、捨て去ること、です。

【両方の凹凸】をしっかりと認識し、観察することで、凹凸エネルギーが光に照らされていきます。


 


「現実が生み出されるしくみ2:量子的現象」へ続く。




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