「現実が生み出されるしくみ1:凹凸の法則」
「現実が生み出されるしくみ2:量子的現象」 の続きです。
【空】から生まれたこの二つの粒子は、互いに出会って衝突すると、忽然と姿を消してしまいます【対消滅】。
そしてこの二つの粒子の 【対生成】 と 【対消滅】 は、何度でも繰り返されます。
なぜ、私たちはこのような【凹凸エネルギー】を生み出しながら、現実を絶え間なく創り出しているのでしょうか。
それは、【大いなるすべて】の意図から始まりました。
【大いなるすべて】が、【自分をもっと知りたい】と思ったところから、私たちの物語が始まったのです。
・「私」の今いる座標(バイブレーション)を知りたい。
あなたの今いる意識の次元のバイブレーションに見合った【凹凸エネルギー】が生成されるので、あなたはそれの作り出す現実をみて、自分の現在地を知ります。
あなたが同じ次元にとどまっているとき、その次元と同じレベルの凹凸エネルギーが何度でも生成されます。
それによって、意識がどこに向いているのか、どのバイブレーションの座標にいるのかがわかります。
【今、ここ】で、あなたの意識が生み出すものが、エネルギーとして現実を作り出します。
あなたの意識が二元性を超え、【大いなるすべて】にシフトすると、生成されていたエネルギーも消滅してしまいます。
・「私」の特性を知りたい。
あなたの持つ観念や信念が生み出すものが、【凹凸エネルギー】となって生成されています。
あなたの中で変化した観念があれば、生み出される凹凸エネルギーも変化します。
あるいは、ずっと何年間も同じ観念の凹凸エネルギーを生み出し続けていることもあります。
そこには、いいも悪いもありません。ただ、そうであるだけ、です。それを知りたい、のです。
・その体験の感覚を知りたい
愛する、愛される、傷つく、傷つけられる、喜ぶ、悲しむ、、、。
たったひとつの存在では、なしえない感覚。他者がいて、初めて味わえる感覚、、。
あらゆるすべての体験と、それにともなう感情、それ自体を知りたい、のです。
【大いなるすべて】が、【自分を知りたい】と思ったとき、私たちの命が始まりました。
私たちは自分自身を知るために、ソースから分離した存在として地球に生まれてきています。
本当はすべての人があなた自身であるのに、それを分離した意識から観察することで、【他者】は【私ではない】という視点でみるようになりました。
しかしだからこそ、あなたはより明確になった「私」を、自分自身を、【鏡】のようにみて、知ることができるのです。
あなたは、「個」という分離した意識の視点で、たくさんの「私」を、観察しようと決めたのです。
「個」としての体験をし、観察をし、自分を知りたい、ということが、あなたの存在理由です。
私たちの中にある信念や観念、意識のあり方は、【凸凹エネルギー】のもたらす外の鏡現象によって、何度でも知ることができます。その生成のおかげで、私たちは自分を知ることができるのです。